今年の立春はいつ?どんな風習?

暦の上では春の始まりとされる『立春』。

しかしながら、立春に全国的に行う有名な風習はありません。
それよりも、立春の前日にあたる『節分』の方が、
知名度において勝っているという状況です。

ここでは、立春とは何かについてお話した後、
地域や宗派によっては行われるという立春の行事、
立春の前日である節分の風習などについてまとめていきます。


habotanyuki


『二十四節気』で1年の最初の区切りとされる日

立春とは『二十四節気』と呼ばれるものの1つであり、
旧暦の12月後半から1月前半を指します。

ちなみに、二十四節気とは1年を24等分し、
その分割点を含む日に季節をあらわす名称を付けたものを指します。

昔ながらのカレンダーには書かれていることが多く、祝日でもある『春分』、
『秋分』の他に、かぼちゃなどを食べる『冬至』、
冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃を指す『啓蟄(けいちつ)』などがあります。

立春は二十四節気の中では1年で最初の区切りであり、
太陽の角度が315度の時であるとされています。

現在の暦では2月4日ごろを指しますが、次の節気である
『雨水(うすい)』前日までの期間を指すこともあります。

立春は冬至と春分のちょうど中間に当たり、
昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、
この日から立夏の前日までが春とされます。

九州などの暖かい地方においては梅が咲き始めますが、
暦の上ではこの日が寒さの頂点であると言われています。

翌日からの寒さを『残寒』や『余寒』と呼び、
立春を過ぎると『寒中見舞い』ではなく『余寒見舞い』を出すことになります。

立春の日時
2014年2月4日7時~
2015年2月4日13時~
2016年2月4日19時~
2017年2月4日1時~
2018年2月4日7時~
2019年2月4日12時~
2020年2月4日18時~
2021年2月4日0時~
2022年2月4日6時~
2023年2月4日12時~


hukinotou


冬至などのように、立春にも独特の風習があるの?

冬至にはかぼちゃを食べ、柚子湯で暖まるといった風習があります。
それでは、立春にはそういった風習はあるのでしょうか。

実は、全国的に行われている伝統的な風習はありません。
しかし、地域や宗派によっては色々な風習があるので、
今からご紹介していきたいと思います。


まずご紹介したいのが『立春朝搾り』という風習です。

これがもっとも広く行われている風習と言われていて、
立春の朝に搾った作りたての日本酒を販売するというものです。

日本酒蔵など全国各地で行われていますが、
すべての酒蔵で行われているわけではありません。

また、その日の内に購入しなければならないため、
地元の酒蔵が行っていない場合は参加するのは難しいでしょう。

この風習はまだ歴史が浅く、ここ10年くらいの間で
日本酒蔵が新しい試みとして始めたものであるため、
一般に浸透しているとまでは言えません。


続いての風習は、禅寺におけるものです。
『立春大吉』と書かれた札を玄関に貼るという風習で、
縦書きにすると左右対称になるため縁起が良いとされています。

この風習は禅寺だけでなく一般家庭で行っても良いものになっています。
札は近くに禅寺がある場合はそこで購入できますし、自分で書いても大丈夫です。

また、2013年に『式年遷宮』で話題となり、多くの観光客を集めた伊勢神宮。

伊勢名物として全国的な知名度があり、
伊勢神宮の近くにある赤福本店において、『立春大吉餅』の販売を行っています。

黒大豆と大豆を使った2種類の豆大福で、
1つは大粒の黒大豆とこし餡を餅生地で包み、
もう1つはこし餡と大豆を包んだ餅生地にきな粉をまぶしています。


rissyun


赤福では『朔日(ついたち)餅』という名前で、毎月1日に限定の餅を
販売していて、バラエティー番組などでも紹介されることが多いです。

そして、2月の朔日餅として立春大吉餅が販売されます。
他の月とは異なり、前年12月から予約を受け付けています。

赤福本店でも購入可能ですし、予約をすれば東海地方や近畿地方の
デパートなででも購入することができますので、気になる方はぜひどうぞ!



立春よりも前日の『節分』の行事が有名になっている

立春には全国的な行事は行われていませんが、
その前日である『節分』には多くの風習があります。

節分とはもともと各季節(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を指す言葉ですが、
江戸時代以降は立春の前日を指すことが多くなりました。

最後に、立春の前日である節分に行う行事を少しご紹介したいと思います。


【豆まき】
邪気を追い払うため、古くから行われてきた風習です。
豆を撒いたあと、自分の年齢の数やそれより1つ多く豆を食べます。

多くの神社や寺などで豆まきが行われ、
その様子が毎年テレビなどで放映されています。


【節分いわし】
鬼を除けるため、節分にいわしを食べるという風習です。
焼いたいわしの頭は柊(ひいらぎ)に刺して門口に飾ると良いとされています。


【恵方巻】
大阪地方を中心とした、太巻き寿司を『恵方』と呼ばれる方角に向かって
願い事をしながら無言で食べるという風習です。

具材は七福神にちなんで7種類にすることが多いですが、
増えたり減ったりする場合も多いです。

最近ではスーパーやコンビニの販売戦略によって、
知名度が全国区になりました。



このように、立春よりも前日である節分のほうが、
多くの人にとって身近な行事になっています。

今年は節分だけでなく、
立春にもスポットライトを当ててみてくださいね。

Sponsored Links

スポンサードリンク





関連記事

    None Found

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ