立山黒部アルペンルート 季節ごとの服装は?見所は?
4月に入ると、富山県と長野県を結ぶ
「立山黒部アルペンルート」の開通が始まります。
こちらの交通路は直線距離がたった25kmであるにも関わらず
高低差が1975mもあることが特徴です。
観光にはロープウェイやトロリーバスなどを
いくつも乗り継いで移動します。
ここでは、立山黒部アルペンルートの四季についてご紹介し
それぞれのシーズンに最適な服装についてもまとめていきたいと思います。
長い道のりなので、時間に余裕を持って旅行計画を!
「立山黒部(たてやまくろべ)アルペンルート」とは富山県にある立山駅と長野県の扇沢駅とを結ぶ交通路のことです。
1971年6月1日に全通し、国際的にも
大規模な山岳観光ルートとして知られています。
立山駅から扇沢駅までは、ほぼ東西に25km足らずの直線距離ではありますが
最大高低差は実に1975mもあります。
ルート内ではロープウェイやトロリーバス、徒歩など
さまざまな移動手段を繋いで移動します。
毎年4月半ばからアルペンルートが開通し
11月半ばには閉鎖されます。
それでは、立山駅から扇沢駅までのルートと
移動手段の変化についてまとめていきます。
立山駅(標高475m) → (立山ケーブルカー) → 美女平(977m) 美女平(977m) → (立山高原バス) → 室堂(2450m) 室堂(2450m) → (立山トンネルトロリーバス) ※途中で最高点である立山(3015m)を通過 → 大観峰(2316m) 大観峰(2316m) → (立山ロープウェイ) → 黒部平(1828m) 黒部平(1828m) → (黒部ケーブルカー) → 黒部湖(1455m) 黒部湖(1455m) → (徒歩) → 黒部ダム(1470m) 黒部ダム(1470m) → (関電トンネルトロリーバス) ※途中で富山と長野の県境となる赤沢岳(2678m)を通過 → 扇沢駅 |
このように、長い道のりとなっていますので、アルペンルートの観光には
6~8時間程度の余裕ある計画で臨むのが良いでしょう。
また、各地に案内所やレストラン
車椅子用トイレなども設置しています。
季節によって見所が大きく変わるのが特徴
続いては、立山黒部アルペンルートの見所についてご紹介していきたいと思います。
また、立山黒部アルペンルートでは
野生の動物との出会いのチャンスもあります。
標高1000m以上の樹木帯や崖の上などでは
ニホンカモシカが見られます。
標高2400m以上の高山帯には国の天然記念物にも指定されている
ライチョウが生息しています。
動物のほかに楽しみなものとして、グルメがあります。
特に有名なのが、黒部ダムレストハウスで出される黒部ダムカレーです。
ご飯をダムに、カレールーを黒部湖に見立て
トッピングのヒレカツやキャベツで流水や水しぶきを表現しています。
季節ごとに服装を考えて出かけよう!
それでは最後に、立山黒部アルペンルートに行く際の服装についてご紹介していきたいと思います。
高地における散策では服装がとても大切ですので
参考にしていただけたらと思います。
【4~6月】 ・帽子、サングラス(雪による照り返しが強いため) ・脱着しやすい上着 ・動きやすい厚手のズボン ・底の厚いスニーカーやトレッキングシューズ ・リュックサック(両手が使えるため) 【7~9月】 ・ツバの広い帽子 ・通気性の良いシャツ ・動きやすい厚手のズボン ・底の厚いスニーカーやトレッキングシューズ ・リュックサック 【10~11月】 ・通気性の良い帽子 ・保温性の高い上着 ・動きやすい厚手のズボン ・滑りにくい靴 ・リュックサック |
立山黒部アルペンルートの散策には
このような服装がオススメです。
旅行会社などに行くと、立山黒部アルペンルートのパンフレットが
多く置いてあります。
立山黒部アルペンルートと、周辺の観光地への観光がセットになったプランも多く
グルメや温泉、美術館など好みに合わせて選ぶことができます。
季節によって違った雰囲気になるので
何度も訪れてみるのも良いのではないでしょうか。