「桜の名所100選」と天然記念物「日本五大桜」

桜は古くから
日本人にとって特別な花だと言えます。

平安時代には既に日本人は桜を好んでいて
江戸時代や明治時代になると全国各地に植えられました。
日本の至るところで桜を鑑賞することができます。

日本さくらの会が定めた
『日本さくら名所100選』に選ばれた場所は
特に素晴らしいと言えます。

ここでは、まず天然記念物である
日本五大桜』についてご紹介します。

次に、日本さくら名所100選について
地方ごとにピックアップしてお伝えしていきます。


shidarezakura
写真素材足成

平安時代には既に『花=桜』だった!

日本において桜は、
関心の対象として特別な地位を占める花です。

その歴史は実に古く、
中国文化の影響が強かった奈良時代においては
『花』といえば『梅』を示していましたが、
平安時代からは徐々に桜の人気が高まり、
『花=桜』となっていきました。

また、豊臣秀吉は醍醐寺に700本の桜を植えさせ、
盛大な花見を催したとされています。

また、江戸時代や明治時代になると、
河川など多くの場所に桜が植えられるようになりました。

現在においても、
桜は日本全国で多くの人々に愛されています。

桜の名所を集めた『日本さくら名所100選』は、
1990年に建設省、運輸省、環境庁、林野庁、全国知事会、
財団法人・花と緑の博覧会協会の後援により、
財団法人・日本さくらの会の創立25周年記念として
行われました。

その名の通り、日本各地から桜の名所を100ヶ所選んでいて、
各都道府県から最低1ヶ所を選ぶなど、
9つの選定基準によって選ばれました。

また、1922年に国の天然記念物に指定された
5つの桜を『日本五大桜』と呼びます。

ここでは、全国の桜の名所について、
まとめていきたいと思います。


古くから日本に存在する、桜の古木たち

まずは、日本五大桜についてご紹介していきます。

■石戸蒲ザクラ(埼玉県北本市)
樹齢800年以上のカバザクラの古木です。
東光寺の境内に位置していて、
指定当時はかなりの巨木でしたが、
戦後には衰えが進行しました。

現在では4本あった幹のうち、
1本が残るのみとなっていて、
その幹にも大きな空洞が見られています。

ヤマザクラとエドヒガンの自然雑種であり、
世界でこの1本しかありません。

■三春の滝桜(福島県田村郡三春町)
樹齢推定1000年超とされる、
ベニシダレザクラの巨木です。

『三大巨桜』の1つとしても有名であり、
日本さくら名所100選には
これを含む約2000本の『三春町のシダレザクラ』が選ばれています。

2005年1月の大雪により、
枝が10数本折れるという被害に見舞われました。

また、2008年から2009年にかけて、
この桜を含む14種の花の種を
国際宇宙ステーションの日本実験棟『きぼう』に滞在させ
た後に地球に戻し、無重力状態が
発育に与える影響などを調べる実験が行われました。

■山高神代桜(山梨県北杜市)
実相寺の境内にある、
エドヒガンザクラの古木です。
樹齢は1800~2000年と推定され、
三大巨桜の1つとしても数えられています。
こちらの桜も、『きぼう』の実験に使用されました。

■狩宿の下馬ザクラ(静岡県富士宮市)
日本最古級のヤマザクラであり、
学名はアカメシロバヤマザクラと言います。
1193年に源頼朝が富士の巻狩りを行った際に
馬から下りた所とされることから、
この名前で呼ばれるようになりました。
また、下馬の際に桜に馬をつないだとも言われているので、
『駒止めの桜』とも呼ばれます。

■根尾谷の淡墨桜(岐阜県本巣市)
淡墨後援にある樹齢1500年以上の
エドヒガンザクラの古木です。
つぼみのときは薄いピンク、
満開にいたっては白色、
散り際には独特の淡い墨色になるのが特徴です。
こちらも三大巨桜に数えられています。


各地方から桜の名所をピックアップしてお届け!

続いては、日本さくら名所100選から地方ごとに
桜の名所をピックアップしていきたいと思います。
さすがに100ヶ所すべてをご紹介するのは大変なので、
いくつかに絞ってご紹介します。

【北海道地方】
■松前公園(北海道)
250種、1万本以上の桜が咲き乱れます。
開花に合わせて変動しますが、
4月下旬から5月中旬にかけて
『松前さくらまつり』が行われます。

【東北地方】
■弘前公園(青森県)
ソメイヨシノやシダレザクラなど、
約50種2600本の桜が咲きます。
毎年4月23日から5月5日には『弘前さくらまつり』が開催され、
GW中の観光客数のランキングでは毎年上位になります。

【関東地方】
■墨田公園(東京都)
江戸時代に徳川吉宗の計らいによって
桜が植えられました。
屋形船でゆっくりと花見をすることができ、
夜は桜と東京スカイツリーのライトアップを
同時に楽しむことができます。

【中部地方】
■鶴舞公園(愛知県)
名古屋で最初に整備された公園であり、
国の登録記念物(名勝地関係)に登録されています。
約1000本のソメイヨシノがあり、
桜のシーズンはライトアップやコンサート、
ビアガーデンが開催されます。

【近畿地方】
■造幣局(大阪府)
約130種、約350本の桜が
約560mに渡って植えられています。
桜のシーズンのみ、
『桜の通り抜け』として一般開放されます。

【中国地方】
■鶴山公園(岡山県)
西日本有数の桜の名所としても知られています。
4月上旬には『津山さくらまつり』が開催され、
踊りやライトアップなどのイベントが行われます。

【四国地方】
■城山公園(愛媛県)
天守を背景に約200本のソメイヨシノが植えられ、
ライトアップも行われます。
例年、『松山春まつり』の期間中は
ロープウェイの夜間運行を実施しています。

【九州地方】
■熊本城(熊本県)
『日本三名城』のひとつとして数えられ、
白と黒のコントラストが鮮やかな天守閣が特徴的です。
約800本の桜が植えられ、
ライトアップされた城と夜桜の組み合わせは素晴らしいです。

kumamotojou

日本の各地方から1つずつ
桜の名所をご紹介しましたが、
いかがでしたか?

家や会社の近くでの花見も良いですが、
今年はちょっと遠くに桜を見に行くのも
良いと思います。

特に、北のほうは
GWと桜の開花時期が重なるので、
訪れやすいと思います。


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