わかめのメカブ 栄養は?レシピは?
スーパーマーケットで
パック詰めされているメカブ
おいしいですよね。
メカブはわかめの根本部分のことで
以前は捨てられていたそうです。
栄養分が豊富なことから
見直された食材なのだそうです。
メカブの栄養分を確認し
レシピを見てみましょう!
メカブの栄養
メカブとは、わかめの根元にあるひだひだの「胞子のう」の部分です。つまりここから新しいわかめが生まれます。
とても栄養が含まれています。

■フコダイン
ピロリ菌の付着を防止、またがん細胞を殺したり、
増殖の抑制に働きかけたり、がんの抑制に大きな働きをします。
またインフルエンザの予防にも効果があるとのこと!
知りませんでした・・。次の冬には備えたいです!
■カルシウム
骨を作る、精神安定
■カリウム
高血圧の予防と改善
■ヨード
甲状腺ホルモンの分泌促進
など多岐にわたります。
■食物繊維も多く含まれているので
便秘の解消にもつながります。
効能は、精神安定、滋養強壮、免疫力のアップ、
など、毎日の生活に必要なことばかりです。
海藻には栄養があるというのはこういうことなのですね。
そのほかにも、肌荒れ防止、体臭や口臭予防、抜け毛予防など、
さまざまな効果があるので、ぜひとっていきたい日々の食物です。
生のメカブと乾燥メカブ
4月ごろに出回る生メカブ。これはぜひとも味わってほしい季節の食べ物です。
なんといっても、
◆しゃぶしゃぶが一番!
茶色のメカブが、さっとお湯をくぐらせると
きれいな緑に大変身。
家族みんなで大喜びする瞬間です。
そのほかに、
◆刻んだ生メカブに麺つゆを合わせ、
そばつゆにします。
これは和風パスタにもあいます。
春といっても思いのほか肌寒い日々も続きますよね。
温かいつゆにすると、メカブのねばねばも優しく味わえます。
さて、生のメカブの季節が終わったら、
今度はぜひ乾燥のメカブを試してみてください。
使いやすさ、手軽さで、本当に便利な食材です。
戻したメカブを、
オクラと合わせて◆ねばねばサラダにすると手軽です。
また青じそドレッシングとよく合います。
キャベツなどの浅づけに、
戻したメカブを加えることでも、
より味わい深くなります。
ダシに、ぜひメカブ入りを!
◆山形県の郷土料理『だし』
ダシ、刻んだきゅうり、なす、みょうがをしょうゆなどで味付けしたもので、
都心でもすっかりお馴染みになりました。
夏のごはんのお伴にぴったりですが、
メカブを入れるとさらに濃厚になります。
乾燥メカブは、ドレッシング、三杯酢、マヨネーズ、めんつゆ、しょうゆ、
なんでも合いますので、自分の味を見つけることができます。
栄養価が高いことで健康食材の側面が強いメカブですが、
おいしいから食べるというスタンスだと、
より気持ちも軽くなりますね。
そのほかにも、納豆、長芋、など、
ねばねば食材との相性はぴったりです!
メカブともずくのちがい
ところで、メカブともずくは何がちがうのでしょうか。もずくは、その名のとおり、もずくという名の食用海藻です。
もっている栄養分はほぼ同じですが、
メカブの方がより高い栄養を含んでいます。
もずく酢もとてもおいしいですね。
どちらも好みで食べわけたいですね。
取り過ぎには注意
栄養豊富なメカブですが、過剰な摂り過ぎには注意しましょう。
メカブに含まれるヨウ素の過剰摂取は、
下痢や甲状腺異常につながります。
メカブを通常の範囲で食べる分には問題はありません。
ダイエット目的で、ヨウ素のサプリメントを飲んだり、
メカブをごはん代わりにしたり、
「過剰」な期待は禁物だということです。
みそ、しょうゆ、豆腐などの大豆食品は、
「ヨウ素中毒を予防する」働きがあります。
これらを上手に取り入れて、
メカブと仲良くつきあっていきましょう。
いかがでしたか?
メカブのもつパワーをあらためて知りましたね!
メカブは新しいわかめを作る場所。
エネルギーに満ち溢れた自然の恵みをぜひ、
あじわってくださいね!