高価なスパイス「サフラン(薬用サフラン)」とは?

「サフラン」と聞いてみなさんは何を思いつきますか?
スペイン料理のパエリアの黄色い色を出すものと連想される方も多いでしょう。

しかしながら、このサフランはそもそも、花なのか、スパイスなのか はたまた染料なのか、漢方薬なのか。

よくわからないというのが正直なところかもしれません。


safran


サフランとは?

そもそもサフランは、秋に咲く球根植物であり、クロッカスの仲間です。
特徴といえば、松葉の様な細長い葉、そして、花はやや淡い紫色をしているのです。

その名称はアラビア語で「黄色」を意味する「ザアファラーン」に由来するといわれています。 また西南アジア原産で、最初に栽培されたのがギリシアとされています。

サフランと言えば、サフランライスのように料理のスパイスとして用いられることが多いので、色は「黄色」というイメージが強いですが、実は花の色は「紫色」なのです。


その紫色の花には、6枚の花びらの中心に黄色いオシベ、赤い細長い糸のようなメシベが3本ずつあります。このメシベの柱頭を乾燥させたものが、あのスパイスの『サフラン』なのです。普段見かけるサフランは花の一部だったのですね。


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お花の写真集


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wikipediaサフラン畑



サフランの使い方

サフランはどのような使い方をするのでしょうか。
スパイスとしてのサフランは、昔から料理に使われてきました。

パエリヤやブイヤベースなどの色付け、そして風味付けには欠かせないもののひとつです。
カレーの時にたまに出る黄色いご飯サフランライスとしてもよく登場しますよね。

そして、サフランの用途は調味料だけではありません。
染料、お茶、さらに鎮痛剤としての生薬としても利用されているのです。


サフランはどうして高価なのでしょう?

サフランはひとつの花からホンの少しの量しか取れません。
そのためとても高価なものなのです。

たった1gの『サフラン』を取るのに160個分の花が必要なのだそうです。
また、収穫するのも手間がかかります。基本的にひとつひとつ手摘みで収穫されるのです。

花のメシベだけを使うということから、その量と手間が値段が高くなる理由のひとつとも言えますね。

ヨーロッパでの歴史はとても古く、古代ギリシア時代から利用されていますが、日本に入ってきたのは江戸時代末期といわれています。

その当時の用途は、漢方薬として用いるためだったようです。

サフランの最高級品質のものは、スペインのバレンシア産のものとされています。
日本でも、大分県竹田市などで栽培されているものがあります。



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