初節句 「雛人形」の種類と選び方

3月3日は女の子の健やかな成長を願う『ひなまつり』です。
これに欠かせないのが何といっても雛人形です。

寒くなってくると新聞やテレビで雛人形の宣伝をよく目にするようになり、お正月を過ぎてからはCMや広告を見る機会が更に増えていきます。

さまざまな種類があるので、どんな雛人形を選べば良いのか分からないという方も多いと思います。

ここでは、雛人形の種類や買い方などについてご紹介していきます。


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雛人形にも色々な種類が存在している

現在では、女の子のお祭りとして定着した『ひなまつり』。
もともとは『桃の節句』や『上巳(じょうみ・じょうし)』などと呼ばれていました。

ひなまつりに欠かせないのが『雛人形』です。
雛人形には、衣裳を作って人形に着せた『衣裳人形』と、『木目込み人形』の2種類があります。

さらに、人形のタイプによって、大まかに分類することができます。

まずは『立雛飾り』です。
これは雛人形の原点とも言われていて、シンプルな形が特徴となっています。

飾り方も人形と飾り台に金屏風というのが一般的で、これに加えて紅白梅を飾る場合は、向かって右に紅梅、左に白梅を飾ります。また、桜と橘の場合は、向かって右に桜、左に橘を飾ります。

そして『親王飾り』は親王雛を2体飾るタイプで、人形自体は段飾りのものより大きめであることが多く、衣裳も豪華なので人気があります。

また、少しずつ人形を買い揃えて、将来段飾りにできるということも大きなメリットです。

また、このほかには『○段飾り』と言われるものが続きます。2段のものは三人官女を加えたタイプになっていて、人形や道具の数が多い7段飾りも依然として人気が高いです。



雛人形選びで失敗しないためには?買い方のアドバイス

続いては、初めて女の子が誕生したご家庭のために、雛人形の買い方についてご紹介したいと思います。

まず、『時期』です。年末ごろからテレビなどで雛人形のCMを目にする機会が多くなり、新年を迎えると雛人形店やデパートなどで雛人形の展示が始まります。

この時期は新作も発表され、品揃えも充実するため、実際にいろいろな雛人形を見比べやすくなります。また、雛人形を飾る時期2月から2月中旬となっているため、年明けから2月初旬までが雛人形の買い時であると言えるでしょう。

雛人形は手作りのため、大量生産ができないものがほとんどです。

そのため、人気のある雛人形はひなまつりが近づくにつれて、品切れになってしまう場合があります。気に入った雛人形があったら、早めに購入するのが得策だと言えます。

続いてのポイントは『店選び』です。
信用のある専門店やデパートで購入するのが安心です。『社団法人 日本人形協会』が掲げる信頼できるお店の選び方をご紹介したいと思います。


・節句人形アドバイザーがいるお店
この資格は、同協会が実施している厳しい試験に合格した『販売のプロ』に対して与えられます。節句人形アドバイザーに質問すれば、予算や設置場所に応じたアドバイスを得ることができます。

・広告に不当表示をしていないお店
たとえば、『20万円のお人形を今なら10万円で!』などという二重価格表示の広告を出すお店は避けましょう。
なぜなら、この『20万円』という価格には何の根拠もないことが多いからです。

また、『製造直売』や『産地直売』などの宣伝にも気をつけましょう。人形セットはそれぞれが分業で作られているため、メーカー1社でセット内容すべてを作ることはありません。

・安さだけを強調するお店は要注意
人形は価格がわかりにくい商品です。それをいいことに、価格の安さだけを誇大に強調する広告を出しているお店もあります。

女の子が結婚するまで毎年飾る家庭も多いため、価格と品質の両方を重視して選びましょう。


雛人形は選んでいて楽しく、気に入ったものを買おうと思ったら予算オーバーということもあります。そのため、予算や設置場所、収納場所をしっかりと考えてから、購入に向かうようにしましょう。

また、特に両家にとって初孫などという場合は『誰が買うか』ということも問題になってきます。双方の両親としっかり相談して、トラブルを避けましょう。



現代の住宅事情を反映してか、『木目込み人形』が人気

さて、最後に『木目込み人形』について掘り下げていきたいと思います。
衣裳人形は確かに豪華ですが、設置場所や収納場所に困るという声もよく聞きます。

そこで、最近では木目込み人形に注目が集まっています。
これは木製の胴体に溝を彫り、そこに布地の端を埋め込んで衣裳を着せて作ります。

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十二段屋


この工程を『木目込む(きめこむ)』ということから、この名前で呼ばれることになりました。

木目込み人形は江戸時代中期の京都で生まれたと言われています。それが江戸に伝わり、人気を博しました。

続いては、この人形のメリットとデメリットをご紹介したいと思います。

【メリット】
■・比較的小さい雛人形が多く、飾り場所や収納場所に困らない。
■・胴体が木製のため、衣裳が型崩れしない。
■・持ち道具が雛人形に取り付いているため、飾りつけや片付けが楽。
■・胴体が桐の木の粉でできているため、とてもエコロジカルで温もりがある。

【デメリット】
◆・衣裳にボリュームがないので、豪華さに欠ける傾向がある。
◆・小さい人形が多いため、豪華に飾りたい場合は不向き。

小さくて可愛らしいのが売りの木目込み人形ですが、豪華さを求めるなら衣裳人形を選んだほうが良いのではないでしょうか。

予算や設置場所を考慮して、娘さんに最適な雛人形をプレゼントしましょう。

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